社員ブログ
ハインリッヒの法則 ヒヤリハット300件
先日、WiFi型のデジタコ(DTS-C1W)をご購入頂いたお客さまに
情通のデシナプスの操作をご説明するためご訪問しました。
本年9月下旬に導入して、約2カ月のお客様です。
ヒヤリハット報告書というものが情通の車載システムにはあるのですが、
あまり詳しく、ご説明していなかったのに
運転手様に状況をきちんと手書きさせていたのに驚きました。
日報を印刷したとき、急ブレーキ(中度以上の)があると自動的に印刷するように設定しておきました。
そんなに無いと思っていた「急ブレ」ですが、あったんですね。
結構手書きさせていました。
ヒヤリハット報告書は運輸安全マネジメントシステム(安マネ)の分類にしてあります。
「JR福知山線脱線事故」を契機にPDCAの改善に取り組まないといけないとされていることが知られています。
ハインリッヒの法則ってご存じですか。
1件の重大事故は、
29件の軽微な事故、
300件のヒヤリハットが隠れている。という考え方です。
情通のヒヤリハット報告書を日報と一緒に活用してみませんか。
ちょっとした物損事故が立て続けに起きている、昨年は無かったのに・・という話が出ました。
ドラレコは装備しているが、あまり意味をなさない軽微な事故で
人身事故でなくて良かったけど何てことない不注意の事故だった、との話でした。
デジタコを導入した事で、運転手様が操作が不慣れなため、プレッシャーでそうなったのであれば、
ボタンは押し忘れても事故を起こさない方が良いという意識で、徐々に慣れていってください、という話をしました。
急ブレーキを踏む場面は自分が運転してもあります。
ヒヤリ・ハットするような場面は、運転をしていると、どうしても出てくると思います。
常日頃、注意していても、事故を起こしたくなくても、どうしても起きてしまうものですよね。
数年前、朝通勤時の渋滞で停車してたのですが、追突事故を自分が起こしたことがあります。
2車線で追い越し車線に停車していて、助手席に置いていた携帯に電話がかかってきて出ようとしたら
走行車線の車が進んだため、追い越し車線も進んだと思って発進したら前の車に追突させたという事故でした。
私の事故は不注意、思い込みが問題だったと思います。
事故が起きた時は、もちろん報告書を記載するのですが、それで良いではなく、
どうすれば事故が起きないのか追究しなければなりません。
具体的な解決方法は分からないです。
こうすれば良いを記載して未然に防ごう、情報を共有しようというのがヒヤリハット報告書です。
速度の出し過ぎは良くないと思っています。
不注意につながるスマホも運転とは相性が良くないと思っています。
こうなるかもしれない、と思って周りの流れに沿った運転が出来れば良いかもしれませんね。
手書きする箇所が、どうなっているのとか、どのような様式なのか気になる方は以下のリンクをクリックしてみてください。
システムにご興味がある方はお気軽にお問合せしてみてください。
<参考>
車載システム
https://www.jyot.co.jp/disynapse/ds-2/